町の紹介・概要

印刷用ページを表示する掲載日：2019年7月19日更新ページID：0014798

町の紹介・概要

位置・地勢・気候

　愛媛県の東北部、広島県境に位置し、瀬戸内海のほぼ中央に浮かぶ上島町は、平成16年10月1日、弓削町・生名村・岩城村・魚島村の4町村が合併し、誕生しました。　
　本町の面積は、30.38平方キロメートルで、25の離島で構成されており、気候は瀬戸内海特有の温暖な多照寡雨で、平均気温は15～16度、年間降雨量1,000ミリメートル前後で、冬期にもほとんど積雪はありません。
　周囲は、瀬戸内海国立公園区域に囲まれ、風光明媚な瀬戸内の景勝拠点地です。

弓削地区

かみじま　　　　　　

写真左から、松原海水浴場、桜と弓削大橋、ゆげ海の駅、

生名地区

かみじま　　　　

写真左から、生名橋、スポレク公園、三秀園の立石（メンヒル）

岩城地区

かみじま　　　　

写真左から、積善山の三千本桜、三床灯台、岩城特産「青いレモン」

魚島地区

かみじま　　　　

写真左から、魚島篠塚漁港の夜景、高井神島の漫画アート、魚島篠塚漁港と街並み

町章・町花・町木

かみじま【上島町の町章】　　　　【町花　サクラ】　　　【町木　ウバメガシ】

町章：上島の「上」と「舟(帆掛け船)」をあわせたデザインで、緑が自然、青が海、赤が太陽を表しています。

町花：町花の桜は、町内各地で見ることができ、春に行われる「桜まつり」では、岩城島積善山の三千本桜を見に多くの花見客が訪れます。

町木：ウバメガシはしっかりと大地に根をはる木で町内各地に自生しており、力強く、勢いのある発展を目指す上島町をイメージさせます。

歴史

　様々な歴史的背景をもった4町村が合併し誕生した上島町ですが、江戸期は、松山藩・今治藩に属し、民間航路の要衝であった当地域では、港を中心として商業や廻船業で大いに賑わったと伝えられています。
　古くは、製塩の歴史を有し、中央の権門勢家が上島の島々を荘園化していき、その後、農業・漁業が主産業となり、上島地域では、造船関連産業の発達により、その中心地であった広島県尾道市因島との結び付きを強めてきました。
　現在では、造船関連産業は、因島に勝るとも劣らない勢いを示しており、町経済の中心を担っています。
　魚島地区は、古くから漁業の村として発展し、明治中期からは韓国出漁の歴史もあり、文字どおり魚の島です。

かみじま　　　　

写真左から、定光寺観音堂(国指定重要文化財)【弓削地区】、上弓削の古い街並み【弓削地区】、立石山の巨石群【生名地区】

かみじま　　　　　

写真左から岩城郷土館(島本陣)【岩城地区】、祥雲寺観音堂(国指定重要文化財)【岩城地区】、てんてこ【魚島地区】

アクセス

　交通機関は、広域航路では、今治～岩城～佐島～弓削～生名～広島県尾道市因島(土生)を結ぶ快速船、生名～三原を結ぶ高速船が就航しています。
　地域間航路としては、尾道市因島、生口島から各島を結ぶ航路が複数就航しています。
　上島町へのアクセス方法や、航路に関する情報は、(https://www.town.kamijima.lg.jp/site/access/)に詳細に掲載されています。

広域航路

かみじま　　

写真左から、芸予汽船快速船(今治港～岩城港～佐島港～弓削港～生名港～因島土生港)、土生商船高速船(三原港～因島土生港～立石港)

地域間航路

かみじま　　　　

写真左から、家老渡フェリー(因島家老渡港～上弓削港)、生名フェリー(因島長崎港～立石港)

かみじま　　

写真左から、三光汽船(生口島洲江港～小漕港)、ニューうおしま(因島土生港～弓削港～豊島港～高井神島港～魚島港)

ゆめしま海道とサイクリング

　25の離島で構成されている上島町には、7つの有人島があり、その一部の島々を橋で渡っていく「ゆめしま海道」がサイクリングに好適であることから、近年、サイクリストから注目を集めています。
　クルージングと2つの海道が楽しめるだけではなく、良好な交通アクセスや、島内に信号が1つもなく、交通量の少ない環境等が評価されています。
　ゆめしま海道は、弓削島・佐島・生名島・岩城島が、3つの橋（弓削大橋、生名橋、岩城橋）によって、それぞれ結ばれています。

ゆめしま海道を構成する橋

かみじま　　　岩城橋　