地域再生計画（しまなみ、ゆめしま、とびしま　３海道を支える港つくり計画）について

地域再生計画とは、地方公共団体が行う自主的かつ自律的な取組による地域経済の活性化、
地域における雇用機会の創出その他地域の活力の再生（地域再生）を総合的かつ効果的に推進するため、
地域再生法や地域再生基本方針等に基づき、地方公共団体が自主的に作成するもので、
内閣総理大臣による認定を受けた計画です。

愛媛県、今治市、上島町

今治市及び愛媛県越智郡上島町の区域の一部
（伯方港、宮窪漁港、小大下漁港、宗方漁港及び弓削漁港鯨地区）

当該地域には、島々を自転車で渡ることができる大規模橋梁で結ばれた「しまなみ海道」「ゆめしま海道」「とびしま海道」の３つの海道がある。
これらの海道には斜張橋やつり橋等多種多様な橋や多島美等を備えており、サイクリストや観光客は増加傾向にあり、地域は賑わいを見せている。
この賑わいを持続するために、地域活性化のための重要な基盤となる小型船だまりの整備や浮桟橋改良を実施し、航路利用の安全確保や水産業振興等を図る。

弓削漁港鯨地区の浮桟橋老朽化により当地区漁業に支障をきたしていたため、補修・長寿命化することで漁業活動を促進し、
地域水産業の活性化を目的として、平成28年度及び平成29年度の2箇年で整備しました。
具体的な施工内容としては、ウレタンの注入・浮桟橋及び連絡橋の塗装、チェーンの交換を行いました。

地域再生計画で策定した目標に対する達成度を評価し、事業の成果を公表するものです。