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宮ノ浦遺跡第5次発掘調査成果報告会を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2016年3月22日更新
 3月20日(日曜日)午後2時から、せとうち交流館 多目的ホールにて宮ノ浦遺跡第5次発掘調査成果報告会を開催いたしました。
 古墳時代前期(今から約1,700年前)に宮ノ浦海岸の東西から延びる当時の砂丘上では、盛んに製塩活動が行われていました。第5次となる昨年の調査では、砂丘上に製塩に使われた土器(製塩土器)や食生活の痕跡(動物・魚類の骨、貝類)が累々と堆積していることが判明しました。また、製塩活動が活発な時期は、砂丘上にクロスナ層(動植物の腐食による有機質を含み、色が黒い土壌)が堆積した温暖湿潤期であったことが分かり、砂丘の高い場所では、製塩炉が発見されました。
 成果報告では、愛媛大学の村上恭通教授から昨年度の成果及び来年度の調査に向けての課題・展望についての説明がありました。宮ノ浦遺跡では、古墳時代の製塩遺構のみならず、国宝『東寺百合文書』に記されている「弓削島荘」時代の塩田跡を始めとした宮ノ浦海岸での幅広い時代の人々の生活の痕跡が確認されています。成果報告の最後に、村上教授は、宮ノ浦遺跡の「国指定史跡」化を視野に入れた今後の調査及び保存・活用計画の必要性を参加された皆さんに語られました。
 
成果報告写真
 会場には、これまでの発掘調査で出土した製塩土器を始めとした遺物や宮ノ浦遺跡の調査研究成果をまとめたポスターが展示され、考古学研究室の学生の皆さんが地元の参加者のご質問に熱心に答えられていました。
ポスターセッション(1)
ポスターセッション(2)
ポスターセッション(3)

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