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宮ノ浦遺跡第6次発掘調査成果報告会を開催しました

印刷用ページを表示する 掲載日:2017年3月27日更新
3月26日(日曜日)にせとうち交流館多目的ホールにおいて宮ノ浦遺跡第6次発掘調査成果報告会を開催しました。
成果報告会の前半では、「宮ノ浦遺跡と弓削島荘の調査」と題し、町教育委員会から現在上島町で実施している製塩遺跡等の調査事業の概要についての説明をしました。
宮ノ浦遺跡 弓削島荘
宮ノ浦遺跡 弓削島荘
後半では、愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センターの槙林啓介准教授から昨年8月に実施した宮ノ浦遺跡の発掘調査の成果と今後の調査に向けての課題・展望についての報告がありました。
宮ノ浦遺跡
宮ノ浦遺跡
第6次の調査では、古墳時代前期に製塩活動を行っていた浜堤で発見された製塩炉の構造が明らかとなり、その浜堤の北側の平坦面では古墳時代や古代の土器が出土し、生活の痕跡が確認されました。また、遺跡の古環境を復元するための後背湿地でのボーリング調査や土壌に含まれる微細な自然遺物を検出するフローテーション法(水洗浮遊選別法)を導入したことも報告されました。
宮ノ浦遺跡の調査では、縄文時代や弥生時代の土器も確認されており、さらには発掘調査や花粉分析等から製塩活動を行っていた後の時代の歴史の解明も進みつつあります。宮ノ浦地域における生業と産業の歴史には、瀬戸内海島嶼部の開拓史が凝縮されており、その観点からも今後の宮ノ浦遺跡の調査の進展が期待されています。
会場には、発掘調査で出土した製塩土器をはじめとした遺物や宮ノ浦遺跡の調査研究成果をまとめたポスターが展示されました。古墳時代の製塩炉が確認された15トレンチで剥ぎ取った土層展示の前では、地元の参加者の皆さんが興味深く質問され、愛媛大学考古学研究室の学生さんが分かりやすく丁寧に説明している姿が印象的でした。
宮ノ浦遺跡 展示
宮ノ浦遺跡 展示

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