(趣旨)

第1条　この規則は、水洗便所の普及及び促進を図るため、生活扶助世帯の行うくみ取り便所を水洗便所に改造する工事に要する経費について、町が予算に定める範囲内で補助金を交付することに関し必要な事項を定めるものとする。

(定義)

第2条　この規則において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。

(交付の対象)

第3条　生活扶助世帯水洗便所改造資金補助金(以下「補助金」という。)の交付を受けることができる対象世帯は、改造工事を施行する生活扶助世帯で、次の各号に定める要件を備えている者とする。

(補助金)

第4条　補助金は、改造工事に要する経費として町長が認定する額とする。ただし、工事は、最も経済的な方法で施工しなければならない。

(交付申請)

第5条　補助金の交付を受けようとする者(以下「申請者」という。)は、水洗便所改造資金補助金交付申請書(様式第1号)に生活扶助受給証明書(写)を添えて町長に申請しなければならない。

(交付の決定)

第6条　町長は、前条の規定による補助金の交付申請があったときは、これを審査し速やかに補助金交付の適否を決定し、水洗便所改造資金補助金交付(不交付)通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。

(工事の施工)

第7条　補助金の交付を受けて行う改造工事は、上島町下水道排水設備指定工事店に施工させなければならない。

(工事の変更等)

第8条　改造工事に要する補助金の交付決定を受けた者(以下「交付決定者」という。)は、次の各号に該当するときは、速やかに水洗便所改造工事変更申請書(様式第3号)を町長に提出しなければならない。

(完了報告)

第9条　交付決定者は、改造工事が完了したときは、速やかに水洗便所改造工事完了報告書(様式第4号)を町長に提出しなければならない。

(完了検査)

第10条　町長は、水洗便所改造工事完了報告書を受理したときは、速やかに改造工事の完了検査をしなければならない。

(補助金の交付)

第11条　町長は、改造工事完了検査の結果、当該工事が適正であると認めたときは、交付決定者から補助金の受領に関し委任を受けた施工業者に対して補助金を直接交付するものとする。

(補助金の取消し等)

第12条　町長は、交付決定者が次の各号に該当すると認めたときは、補助金の全部又は一部の交付決定を取り消すことができる。

(その他)

第13条　この規則に定めるもののほか、必要な事項は、町長が別に定める。